その時、半田の歴史が動いた


非売品

●著 者 酒井 義弘
サイズ A5版
ページ 150頁
発行日 19年9月10日

 

 

【著者の言葉】
 「この機を逃がすと5年先のことになる」かつて青年と呼ばれた私たちも白髪が目立ち始めた。あせりの心境であった。 このまつりがなぜ計画されたのか。どうして実現したのか。誰がどのように尽力したのか。 それを記録して後世に残すことは、まつりを作り上げた私たちに課せられた責務であると長く心に残っていた。重い宿題でもありました。 ともすれば創始の精神「美しい心を集めるまつり」が忘れられ、華美に、派手に、人を多く集めることだけに力点が置かれるのではと危惧を抱いていた。 本年も第六回となるまつりが挙行された。 当日31台の山車を見て安心して涙が出た。28年前のあの時に活躍された方々の息子さん達が第一線で活躍していた。 「酒井さん、オヤジは亡くなりました。お世話になりましたが、今は私がまつりをやっております」と挨拶してくれた。 歴史は移って行く。歴史は引き継がれてゆく、と実感した。嬉しかった。 もとより拙ない書でありますが、責任の一端を果たした思いです。

 



この書籍は2009年10月07日(水)に登録されました。

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