満天の星空に南十字星

1,572円

●著 者 軸原美砂 (北海道旭川市)
サイズ 46版
ページ 235頁
●カバー ソフトカバー
発行日 2011年8月15日

 

【著者の言葉】
「総攻撃は米軍に全く歯が立たず、ジャングルの行軍では飢餓に苦しんだ。力尽きた兵士が置き去りにされるのも見た。」太平洋戦争の激戦地、ガダルカナル島での戦いで生き残った元兵士、故齋藤清さん(2009年、90歳で死去)からの聞き取りの一節です。私は、介護支援専門員として働く中で、たくさんのお年寄りから戦争のお話を伺う事がありました。しかし、その多くの体験談が死と共に封印されてしまうのが実情で残念に思っておりました。
齋藤さんは「二度と戦争を繰り返さないように、自分の体験を後世に残したい」と聞き取りに応じて頂いた方です。「ガダルカナルの夜空には、懐かしい北斗七星はかすかにしか見えず、代わりに南十字星が輝いていた」本著のタイトルである、“満天の星空に南十字星”は、生前に齋藤さんが決められたものです。歴史を知らなければ、歴史に報復されると私は思います。多くの皆様にお読み頂ければと思います。


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この書籍は2011年09月27日(火)に登録されました。

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